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大分県・宇佐市

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)小部遺跡大分県宇佐市

小部遺跡

大分県北部の周防灘(すおうなだ)に面した平野部に立地する古墳時代前期を中心とする構造の変遷が明らかな集落遺跡。古墳時代前期に,突出部を備える環濠集落(かんごうしゅうらく)として出現し,その後,環濠内に方形区画とその区画内に大型掘立柱建物(おおがたほったてばしらたてもの)を設け,居館の成立から廃絶までの変遷を辿ることができる重要な遺跡。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))本願寺四日市別院二之門大分県宇佐市四日市1410-1

本願寺四日市別院二之門

境内正面山門前の参道入口を飾る門。一間一戸の建ちの高い高麗門で、屋根は切妻造桟瓦葺で軒は一軒繁垂木である。親柱は五平の角柱、控柱は角柱で、控柱上部に切妻造の小屋根を付す。中備には彫刻付の蟇股を置き、妻飾りは笈形付大瓶束で棟木を支持する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))本願寺四日市別院山門大分県宇佐市四日市1410-1

本願寺四日市別院山門

境内正面に構える山門。四脚門で屋根は入母屋造桟瓦葺で、格天井を張る。本柱は丸柱、控柱は角柱とし、長押及び頭貫と台輪で固め、出組組物で軒を支える。頭貫や組物の木鼻、頭貫の地紋彫、虹梁の若葉付木瓜形渦紋など軒廻りを華やかに飾る。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))本願寺四日市別院鐘楼大分県宇佐市四日市1410-1

本願寺四日市別院鐘楼

境内正面の南端に建つ桁行三間、梁間二間の袴腰付鐘楼。下層組物は二手先で、上層の高欄付縁を支える。上層は粽付丸柱の頭を頭貫及び台輪で固め、二手先組物で軒を支持する。屋根は入母屋造桟瓦葺である。太鼓楼とともに、真宗寺院正面の景観を形成する。