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宮崎県・日南市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))服部植物研究所研究・標本棟宮崎県日南市飫肥六丁目3888
飫肥城下の本町通りに面する敷地奥に北面して建つ。木造総二階建で、1・2階を貫く柱形に戸袋を収め、垂直性を強調した簡素な外観。標本を保管する2階は北面以外の開口部を狭め、日差しを抑える。世界的に著名なコケ専門研究所の創設時から残る研究施設。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))宮田本店石蔵宮崎県日南市大堂津四丁目4737-1他
日向灘に近い大堂津の通り沿いに建つ醤油蔵。切石積に寄棟造桟瓦葺の屋根を載せ、前方に切石積の袖塀と門柱を設ける。正面に欠円アーチの出入口を二連並べ、内部は一室で石造の仕込用タンクを据える。小屋はトラス。醸造の盛んな大堂津の歴史的風致を形成。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))服部植物研究所宮崎県日南市飫肥六丁目3888
飫肥旧城下の本町通りに北面して建つ。東の東西棟平屋建の洋館と西の南北棟二階建の和館からなる。寄棟造桟瓦葺、外壁はドイツ壁。洋館は板敷で格天井の一空間とし、和館二階に畳敷の個室を配する。町並みの整備が進んだ本町通りのランドマークとなっている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))鞍埼灯台宮崎県日南市大字中村字鞍崎7105
日向灘の大島南端に建つ。切妻造の附属舎中央に高さ14メートル・一二角形平面の灯塔を立て、金属製・円形平面ドーム屋根の灯室を載せる。我が国最初の無筋コンクリート造灯台で出入口や窓回りに石を廻す。附属屋中央の灯塔の配置が明治期灯台の特徴を示す。