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宮崎県・児湯郡高鍋町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧鈴木馬左也別邸土塀宮崎県児湯郡高鍋町大字南高鍋字筏554

旧鈴木馬左也別邸土塀

敷地前面を画する土塀。表門の南北に接続し、南側は敷地境界に沿って矩折れとする。塀の上半は漆喰塗練塀に桟瓦葺の屋根を載せ、下半は表面を平坦に仕上げた下広がりの乱石積とし、漆喰塗との間に水切瓦を廻す。旧武家町の歴史的景観の一部を形成する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧鈴木馬左也別邸土蔵宮崎県児湯郡高鍋町大字南高鍋字筏554

旧鈴木馬左也別邸土蔵

主屋北側の廊下西端に下見板張の前室を介して建つ。土蔵造二階建だが、一階北半の室のみ鉄筋コンクリート造とし、北面に両開鉄扉を開く。外壁は漆喰塗で上部に鉢巻を設け、内部は一階を二室、二階を一室とし、家財を納めた。近代的な工夫を見せる別邸の蔵。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧鈴木馬左也別邸主屋宮崎県児湯郡高鍋町大字南高鍋字筏554

旧鈴木馬左也別邸主屋

高鍋城旧武家町に位置する、住友三代総理事鈴木馬左也の別邸。木造平屋建、寄棟造、妻入で、東面南寄りに入母屋造の玄関を設ける。玄関北側を家政部とし、廊下を介して田字形に室を配し、奥二室を座敷とする。玄関南には茶室を張出す。堅実な造りの別邸。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧吉田家住宅主屋宮崎県児湯郡高鍋町大字北高鍋字小丸824

旧吉田家住宅主屋

高鍋城下旧武家地の小丸地区にある。平屋建で東面して建ち、土間と八畳二室を横一列に並べ、奥の八畳を床の間付の接客空間とする。後方に居室二室を突出させ、L字形に屋根をかける。高鍋藩に仕えた中級武家の住宅で、旧城下の歴史的景観を伝える希少な遺構。