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鹿児島県・西之表市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))遠藤家住宅主屋鹿児島県西之表市西町7105
西之表市の中心部に建つ。近世の建築とみられる土間及び床上部二列四室の正面に続き間座敷、西に医院部分を増築した。主体部は切妻造桟瓦葺。増築部は赤土の壁に縁側の天井を曲面とするなど数寄屋風の造作をみせる。伝統家屋に近代和風の要素を加味した住宅。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))八板家住宅主屋鹿児島県西之表市西町6989
西之表旧港に位置する。間口四間半、奥行七間半、妻入で、通りに東面する。土間に沿って、二列各二室を並べ、奥に中の間を介し奥座敷を突出させる。中の間上部に二階を設け、吹抜けの天井は船底型とする。港町に残る近世町家の遺構として貴重である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧上妻家住宅門鹿児島県西之表市西之表字下小牧9819-2
敷地の南辺に開く腕木門。主柱の前後に控柱を出す。軒は一軒疎垂木で、桟瓦を葺く。冠木中央に左右笈型付の束を立てる。全体に簡素ながらも、腕木の実肘木などに繰型を施すなど、細部に装飾を持つ。敷地のソテツなどと相まって、南国の武家屋敷の構えを示す
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧上妻家住宅主屋鹿児島県西之表市西之表9819
種子島の北寄り、西之表麓の南西に位置する武家住宅。見通しの良い小高い丘の上に建つ。主屋は南北二列に室を並べ、南列を接客用座敷、北列を居室とする。北列東室はもと土間とみられる。内部造作もトコ構えを板壁とするなど、地域の特徴を良く示す。