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鹿児島県・姶良市

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)南浦文之墓姶良郡加治木町

南浦文之墓

文之ハ朱子學ノ造詣深ク島津氏ニ仕ヘ外國貿易ニモ參畫シテ功アリ元和六年九月歿ス墓ハ無縫塔ニシテ表面ニ文之和南禪師ト題ス
周圍ニ石柵ヲ繞シ傍ニ大正二年修理ノ際建テタル碑石アリ

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)蒲生のクス姶良郡蒲生町

蒲生のクス

樹高30メートル,幹囲は24メートルに達し,全国巨樹・巨木林調査の結果からみて,全国一の太さを誇る巨樹である。八幡神社境内にあり,神社が建立された当時(1123年)にすでに神木とされていたことから考えて,樹齢千年を越す堂々たる老木である。

天然紀念物調査報告(植物之部)第一輯 九八頁 参照
天然紀念物解説 一三五頁
本邦ニ於ケル樟 Cinnamomum Camphora Neeset Eberm ノ最大巨樹ニシテ、地上五尺の幹圍七丈五尺、高サ十七間樹勢旺盛ナリ。
わが国における樟の最も巨大なもので、地上1.50メートルの幹囲22.72メートル、高さ30.90メートル、樹勢旺盛であり樟の巨樹中代表的のものである。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))重富小学校正門(旧鹿児島県庁正門)鹿児島県姶良市平松5636

重富小学校正門(旧鹿児島県庁正門)

校地の北辺中央に位置する。西南戦争後建設の第2期鹿児島県庁舎の正門。間口7.2mの洋風石造門で、柱間3.7mに高さ3.8mの本柱をたてる。脇柱は高さ3.1m。花崗岩を江戸切り仕上げとし、頂部にフィニアルを付ける。校門として地域に親しまれる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))新照寺通用門鹿児島県姶良市住吉字櫻木545

新照寺通用門

本堂外陣の西方、石塀北端部に位置し、西側道路から登る9段の石階段の上に建つ。間口1.1m、門柱高2.0mの石造門で、1本石の長石を門柱とし、門柱間に屋根型の楣石を載せる。楣石の上面につけた反りが、正門及び石塀と同時期の築造を物語る。