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鹿児島県・熊毛郡屋久島町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))屋久島灯台石塀鹿児島県熊毛郡屋久島町永田字瀬切4143-3
岬の端部に建つ灯台から東に細長く広がる敷地を囲む、高さ約一・四メートルの塀。粗く加工した屋久島産の花崗岩を三段に積んで下段とし、その上部に煉瓦を三段に積み、モルタル塗で仕上げて笠石状に成形する。過酷な自然環境に対応する重厚なつくりの石塀。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))屋久島灯台鹿児島県熊毛郡屋久島町永田字瀬切4143-3
台湾航路整備のため屋久島北西の永田岬に築造された煉瓦造灯台。灯塔上部にバルコニーを廻らし、下部に扇形平面の付属舎をもつ。入口にペディメントと柱形を表し、付属舎とも軒に歯飾を飾る。現存する明治期灯台で最南部に位置し峻険な要衝の景観に寄与する。
国指定文化財(史跡名勝天然記念物)ヤクシマカワゴロモ生育地鹿児島県熊毛郡屋久島町
国指定文化財(史跡名勝天然記念物)屋久島スギ原始林熊毛郡屋久島町
屋久島の山地の中腹一帯に広がるヤクスギの原生林。屋久島のヤクスギは照葉樹林帯から夏緑樹林帯にかけて分布し,様々な樹種と混生している。生育地域の植物相は豊富であり,固有種も多く,世界的に見ても貴重な自然林である。このようなことから,1993年12月に白神山地とともに日本で初めて世界遺産として登録された。
天然紀念物調査報告(植物之部)第五輯 一一六頁 參照
天然紀念物解説 二一八頁
世ニ屋久杉トスル杉ノ原始林ニシテ純然タル天然状態ヲ呈シ著シキ林相ヲ成セルモノナリ
世に屋久杉と称はれる杉の原始林であって、特にその純林としての林相最も著しいものである。