カテゴリで見る
鹿児島県・大島郡瀬戸内町
国指定文化財(史跡名勝天然記念物)奄美大島要塞跡鹿児島県大島郡瀬戸内町
大正12年(1923)に開庁した、大島海峡防備のため設置された陸軍の要塞跡。
小笠原諸島の父島要塞等とともに設置。奄美大島の要塞司令部近くに置かれた手安弾薬本庫跡、海峡西口の西古見砲台跡及び加計呂麻島の海峡東口の安脚場砲台跡からなる。
国指定文化財(重要無形民俗文化財)諸鈍芝居
大島郡瀬戸内町諸鈍の十五夜祭のおり(旧八月十五日)に行われる地狂言(村芝居・村踊)の一種で、近世の小歌踊などの影響も受け入れ、さらに当地風に整備した芸態は、地方的特色も顕著である。まず、演者一同海でみそぎをしたあと、大鈍【ちょん】神社境内の踊場ヘナンバンの振りで練り込み、楽屋入をする。やがて拍子木を合図に長者大主【おおぬし】が登場し、祝言を述べ次の上演曲目を紹介する。曲目には、「三番叟」「此処は節」「兼好節」「獅子舞」「蛇おどり(人形芝居)」など十余曲がある。踊、狂言、人形などの芸能構成やその芸態には古歌舞伎を思わせる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧木慈小学校奉安殿鹿児島県大島郡瀬戸内町木慈
旧校内に西面して建ち,御真影と教育勅語を奉安していた。高欄付の基壇上にあり,鉄筋コンクリート造,切妻造,平入で,軒は一軒疎垂木,破風に懸魚,棟に千木と堅男木をつける。四隅に角柱を型取り,壁面は洗い出し仕上げとする。神社建築を範とした奉安殿。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))須子茂小学校旧奉安殿鹿児島県大島郡瀬戸内町須子茂
校内北東部に西面して建ち,御真影と教育勅語を奉安していた。刎高欄付の基壇上にあり,鉄筋コンクリート造,切妻造,平入で,軒は一軒疎垂木,棟に千木と堅男木をつける。四隅に角柱を型取り,壁面は洗い出し仕上げとする。神社建築を範とした奉安殿である。