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鹿児島県・大島郡龍郷町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧有村商事高倉鹿児島県大島郡龍郷町瀬留字浜田原968-1

旧有村商事高倉

3棟建つ高倉の東端に位置する。東西棟の寄棟造茅葺。桁行2.2m梁間2.2mに円柱を建てる。3棟のなかでは規模が小さいが、構造は同じである。吹放ちに建つ4本の円柱が、軒先の深い、大きな茅屋根を支える外観は力強く、印象的である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧大司家住宅高倉鹿児島県大島郡龍郷町瀬留字浜田原968-1

旧大司家住宅高倉

3棟建つ高倉の中央に位置する。東西棟の寄棟造茅葺。桁行2.4m梁間2.4mに円柱を建てる。旧岩切家住宅高倉とほぼ同じ形式になる典型的な高倉。上部において穀類ほか湿気を嫌う食料を保存し、倉下においては精米などの農作業が行われた。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧岩切家住宅高倉鹿児島県大島郡龍郷町瀬留字浜田原968-1

旧岩切家住宅高倉

龍郷町中央公民館敷地内に3棟の高倉が東西に並ぶ。西端に位置する高倉。東西棟の寄棟造茅葺。桁行2.5m梁間2.5mに円柱を建て、腰貫で固め、上部に目貫や九つ木と称する材を架す。九つ木は両端を反り上げる。高倉の典型的な構造をよく残している。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))瀬留カトリック教会司祭館鹿児島県大島郡龍郷町大字瀬留字中郷原271-1

瀬留カトリック教会司祭館

教会聖堂の東に位置し、東西棟で建つ。桁行12m梁間6.0m規模、寄棟造鉄板葺の木造2階建で、北側に平屋建の附属屋を突出させる。外部は下見板張に仕上げる。改造はあるが、教会聖堂とともに奄美大島におけるカトリック布教の足跡の一端を物語る。