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沖縄県

国指定文化財(登録記念物)東南植物楽園沖縄県沖縄市

東南植物楽園

昭和45年に開園した民間植物園のトックリヤシの並木とユスラヤシの林の風致景観

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)崇元寺跡沖縄県那覇市

崇元寺跡

首里と那覇を結ぶ地に位置し、歴代琉球国王の位牌を祀り、国廟(こくびょう)と位置付けられた寺院跡

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))琉球家譜
琉球家譜関係文書(二十一通)
沖縄県那覇市おもろまち3-1-1

琉球家譜<BR/>琉球家譜関係文書(二十一通)

琉球王国の家譜は、士(サムレー)の家系に関する記録であり、門中(一族)ごとに姓(氏、うじ)を定めて編纂され、先祖と子孫とのつながりを示す「世系図(せいけいず)」と先祖の勲功や履歴を示す「紀録(きろく)」を合わせたものである。内容には古琉球からの諸記録を含み、首里王府の系図座に提出して厳密な審査を受けて承認された記録性と信頼性が高い公文書である。王府に系図座が設置された康熙28年(1689)以降、本格的に編纂が開始され、王府の崩壊する1879年まで公的に書き継がれた。家譜関係文書は、家譜編纂にあたり作成された組立と仕次
、家譜に記載される内容の裏付けとなる生子証文(しょうししょうもん)や片髪結願書(かたかしらゆいねがいがき)、琉球国王朱印状等である。
琉球家譜とその関係文書は、王府の組織や行政、王国の身分制度、東アジアの系図文化を考える上で重要である。沖縄県所有分は、那覇市所有分に次ぐまとまった数の一括で、旧士の家々がとりわけ大切に守り伝えた文書群であり、戦禍により数多の史料が失われた琉球史研究上、貴重である。

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))宮良殿内家関係資料沖縄県中頭郡西原町字千原1

宮良殿内家関係資料

18世紀以降、八重山島(石垣島)の行政区画のひとつである宮良間切等の頭(かしら)職(在地役人の最高位)を務めた宮良殿内家に伝来した文書・記録や典籍類。琉球国の離島支配の実際、同家の教養や生活文化の有り様を知る上で貴重。