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沖縄県・那覇市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))沖縄ホテル瓦石垣沖縄県那覇市字大道上大道原35
旅館棟の敷地外周を廻る石垣。高さ1・8メートル、総延長92メートル。コンクリート造壁体に琉球石灰岩を積み、屋根は琉球赤瓦で葺き、棟頂部や端部は砂漆喰で塗込める。長大な石垣で大道門と一体となってホテルの表構えを整え、沖縄らしい景観を形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))沖縄ホテル大道門沖縄県那覇市字大道上大道原35
道路から敷地に至る通路にあるホテル表門。一間腕木門形式で鉄筋コンクリート造の角柱上部に腕木を挿し軒桁を受ける。屋根は切妻造琉球赤瓦葺で両妻に降棟をつけ大棟には鬼瓦を据える。沖縄の伝統建築の意匠で、戦後沖縄を代表するホテル入口を飾る大道門。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))沖縄ホテルレンガ棟沖縄県那覇市字大道上大道原35
敷地南東に位置する2階建切妻造桟瓦葺。一階は鉄筋コンクリートのラーメン構造で、煉瓦積を化粧で現し、二階は煉瓦造とした混構造。小屋は木造トラス組。外壁に大きめの矩形開口を開け、各階2室とする。戦後沖縄におけるホテル発祥の遺例として希少。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))沖縄ホテル旅館棟沖縄県那覇市字大道上大道原35
安里駅北東の市街地に位置する昭和戦前から続くホテル。設計は仲座久雄。西に開いたコの字形平面で、中央棟に吹抜の玄関ホールと階段、北棟と南棟に客室を配す。各階窓上には庇を廻らし、中空ブロックで飾った壁面やバルコニーなど、仲座らしい特徴を示す。