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沖縄県・名護市
国指定文化財(登録記念物)津嘉山酒造所庭園沖縄県名護市
昭和初期に泡盛の醸造所に造営された池泉(ちせん)庭園。ほぼ長方形の敷地の中央部分に主屋が建ち,南東部に庭園が造られている。細長い形の園池は沖縄本島の形を模したと伝わっており,景石(けいせき)として沖縄本島北部産出の古生代石灰岩を用いていることが特徴である。
国指定文化財(史跡名勝天然記念物)名護市嘉陽層の褶曲沖縄県名護市
嘉陽層の地層には,地質学の基本的な現象である褶曲が見事に発達するほか,砂岩層が堆積した際の様々な構造,深海底の環境を示す生痕(せいこん)化石,さらには,プレートの沈み込みにより付加された地層が示す様々な現象が良好に保存されており貴重である。
国指定文化財(重要文化財)津嘉山酒造所施設 麹屋沖縄県名護市大中1丁目14番6号
主屋は,泡盛醸造のための施設と居住部分を一体とした形式で,麹屋とともに昭和初期の酒造施設の形態を良くとどめており,貴重である。
また主屋居住部は,沖縄地方の伝統的な住宅平面を受け継ぎながら,近代的な展開も示しており,沖縄の近代住宅を理解する上で重要である。
国指定文化財(重要文化財)津嘉山酒造所施設 主屋沖縄県名護市大中1丁目14番6号
津嘉山酒造所施設は,名護市街に所在する現役の泡盛醸造所施設である。主屋と麹屋は島袋純一の設計により昭和3年頃に建てられ,この頃から泡盛の生産を始めたとみられる。
主屋は,泡盛醸造のための施設と居住部分を一体とした形式で,麹屋とともに昭和初期の酒造施設の形態を良くとどめており,貴重である。
また主屋居住部は,沖縄地方の伝統的な住宅平面を受け継ぎながら,近代的な展開も示しており,沖縄の近代住宅を理解する上で重要である。