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沖縄県・島尻郡八重瀬町

国指定文化財(登録記念物)ハナンダー(自然橋)沖縄県島尻郡八重瀬町

ハナンダー(自然橋)

琉球石灰岩の侵食や陥没などによって形成された,長さ約30m,幅約10mの自然の橋で,下を流れる白水川(しらみずがわ)の水面から橋の上面までの高さは8mほどある。古くから景勝地として地元住民に親しまれ,また現在でも住民が日常的に通行している。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))屋宜家住宅石垣沖縄県島尻郡八重瀬町字大頓1172

屋宜家住宅石垣

敷地南辺で東・西から延び、中央で北に折れ、敷地内への通路を造る。総延長は50mに及ぶ。地元八重瀬町港川産の琉球石灰岩を四段に積み、高さ1.3mとする。石垣際の花樹と主屋の赤瓦に目地漆喰、そして粟石の風合いが独特の敷地景観をつくる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))屋宜家住宅ヒンプン沖縄県島尻郡八重瀬町字大頓1172

屋宜家住宅ヒンプン

主屋の南方に位置する。地元八重瀬町港川産の琉球石灰岩を切石積にする。基礎石上に五段積み上げ、高さ1.6mを測る。長さ3.6mで、厚さ24㎝。各段とも2、3枚の石で構成され、3m近い長い石材が使われる。重厚で、沖縄らしい屋敷構えを構成する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))屋宜家住宅井戸沖縄県島尻郡八重瀬町字大頓1172

屋宜家住宅井戸

主屋裏座の東、道路際から少し下がった位置に所在。円形に地盤を掘り込み、雨水を溜め、生活用水として使用する。上部は円周に沿って立ち上げ、モルタルで仕上げ、その周囲をL字形に切石を積む。石材は地元の港川で産出する琉球石灰岩。敷地内貯水設備の一例。