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秋田県・横手市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧片野家住宅表門及び塀秋田県横手市羽黒町65
表門は敷地東面に通りより引込んで建つ一間一戸薬医門鉄板葺で、軒は緩く反りを付けた一軒疎垂木、両妻は蟇股や懸魚を彫刻で飾る。門両脇に腰を簓戸下見板張とした鉄板葺土塀が続き、敷地の東、南、西面を画す。表門と連なる長大な塀が旧家の表構えをつくる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧片野家住宅味噌蔵秋田県横手市羽黒町65
主屋の北に接続する味噌醸造用の蔵。土蔵造二階建切妻造鉄板葺の南北棟で、外壁は中塗仕上の大壁とし、南に切妻造妻入鉄板葺の落棟を接続し作業場とする。内部一階は一室の石敷で醸造場、二階は一室の板敷で物置とする。規模大きく旧家の様相を示す味噌蔵。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧片野家住宅中の蔵秋田県横手市羽黒町65
主屋の北西に接続し、かつて文書類を収納した蔵。二階建切妻造東西棟で、置屋根形式の鉄板葺とし、東に蔵前を接続する。側廻りに柱を密に配し、各階板敷とし、小屋組は二重の梁で棟木と母屋桁を受ける。外壁は漆喰仕上で上部に鉢巻を廻し重厚な外観の中の倉。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧片野家住宅煉瓦蔵秋田県横手市羽黒町65
主屋の南西に接続する家財蔵。煉瓦造二階建切妻造鉄板葺の東西棟。東を戸口として掛子塗扉を開き、各階は1室の板敷で内部中央に独立柱を立てる。二階上部は太い梁を重ねた豪壮な小屋組を現す。内部の柱や梁は透漆塗で艶やかに仕上げた豪華なつくりの煉瓦蔵。