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山形県・新庄市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧農林省積雪地方農村経済調査所庁舎山形県新庄市石川町4-13他
敷地内に東面して建つ。平面は片廊下式で桁行三六メートルと長く、屋根は積雪を考慮した急勾配の切妻造として鉄板を葺き、ドーマー窓を並べる。外壁は下見板張で正面中央に切妻の玄関ポーチを設ける。戦前の大蔵省営繕管財局による設計作品として希少な遺構。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧農林省蚕糸試験場新庄支場表門及び塀山形県新庄市十日町字上トウメキ6000-1
庁舎南前面に開く総間口七・四メートルの門。門柱はコンクリート造角柱で胴部をスクラッチタイル貼、基礎と頂部をモルタル塗とし、中央間に両開、両脇間に片開の鉄扉を吊る。門両脇にハ字形に付く袖塀はコンクリート柱を鉄管二段が貫き、前面を植込みとする。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧農林省蚕糸試験場新庄支場渡廊下及び便所山形県新庄市十日町字上トウメキ6000-1
庁舎北面から北へ延び、宿直及び小使室、各蚕室、蚕種検査及び催青発蛾促進室を繋ぐ。現在は第一蚕室北及び第四蚕室北で部分的に撤去。木造又は鉄骨造、鉄板葺。便所は宿直及び小使室から西へ延びる渡廊下の北側にあり、木造平家建、切妻造、桟瓦葺である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧農林省蚕糸試験場新庄支場宿直及び小使室山形県新庄市十日町字上トウメキ6000-1
庁舎の北、東寄りに建つ木造平家建、寄棟造、鉄板葺である。外壁は鎧下見板張で、北面のみ縦羽目板張とする。内部は北側を片廊下とし、南側には旧は西から浴室、湯沸室、小使室、宿直室が並んだが、現在は内装が改修され、西端間を除き一室となっている。