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山形県・尾花沢市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))古勢起屋本館山形県尾花沢市大字銀山新畑字北412
銀山温泉街の銀山川北岸に所在する木造三階建温泉旅館。入母屋造銅板葺で各階に庇を巡らす。一階表通り側に浴室を設ける当地旅館の典型。客室は元は床構え付和室を並べる。玄関及び塔屋状の構えと、銀山川を望む二・三階の縁は歴史的温泉街の風情を形成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中沢川河原沢堰堤山形県尾花沢市大字押切字柳平
崩下流堰堤の420m下流に位置する。堤長29m、堤高1.7mの練積で築かれた重力式堰堤で、下流側法勾配は3分とする。渓流最下流に立地し、水通し幅は18mと広くとる。他の堰堤と同様に堤体法面を急勾配で築いた砂防堰堤としては、全国的に初期の事例。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中沢川崩下流堰堤山形県尾花沢市大字押切字柳平
崩上流堰堤から直線状に延びる流路の70m下流に位置する。堤長15m、堤高3.4mの練積による重力式堰堤。堤高の低い堰堤を連続的に築くことで、急峻な河床勾配を段階的に緩和して河床を安定させ、周囲の緑の回復に寄与している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中沢川崩上流堰堤山形県尾花沢市大字押切字柳平
東山堰堤の180m下流に位置する。堤長14m、堤高1.9m、練積で築かれた重力式堰堤。堤体は谷積で築き、水通しの両袖部には丸みを付ける。両岸の斜面法尻には、全長212mの空積護岸を築いて流路を安定させる。山間部の穏やかな渓流景観をつくる。