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福島県・本宮市
国指定文化財(登録有形民俗文化財)白沢の養蚕関係用具本宮市白岩字堤崎494-44
この資料は、福島県において最多の繭生産量を示す地域で用いられてきた用具類を収集したものである。卵から孵化させる際に用いた催青枠や毛蚕と呼ばれる孵化したばかりの蚕を蚕種紙から飼育箱へ移す際に使用した羽根箒、ワラダなどの飼育用具や、マブシなどの蚕に繭を造らせる上簇用具、糸とり機、糸折り返し機などの製糸用具、そして蚕安全と多収を祈願した寺社の御札などが収集されている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))蛇の鼻御殿蔵座敷福島県本宮市本宮字蛇の鼻38
土蔵造の建物で,内部を本館と同じく障壁画や銘木・巨木等の特殊な材料を用いた華やかな意匠で飾る。東北地方の邸宅でしばしばみられる土蔵の内部を座敷とする「蔵座敷」のひとつであり,なかでも内部が華やかな意匠をもつ優れたものとして注目できる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))蛇の鼻御殿本館福島県本宮市本宮字蛇の鼻38
8年の歳月をかけて建設されたと伝え,千鳥破風㎡唐破風を用いた外観,玄関の精緻な彫刻,内部の障壁画等に代表される華やかな意匠並びに各部に用いられた銘木・巨木等の材料に特徴がある。外観・内部ともに特異で類例が少ない建築物である。