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茨城県・東茨城郡大洗町

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)磯浜古墳群茨城県茨城郡大洗町

磯浜古墳群

茨城県中部,那珂川(なかがわ)・涸沼川(ひぬまがわ)水系の河口部に位置する古墳時代前期から中期初頭の古墳群。前方後円墳2基,前方後方墳1基,円墳1基ほかの6基からなる。日下ヶ塚古墳(ひさげづかこふん)は墳長約101.4mの大型前方後円墳で,人骨のほか鏡2面・石製模造品・玉類・鉄製品など約4,000点の豊富な副葬品(ふくそうひん)が出土し,車塚古墳(くるまづかこふん)は直径約88mで,全国屈指の規模を誇る。古墳時代前期から中期初頭の関東における古墳の展開を考える上で重要。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧おかめ旅館本館茨城県東茨城郡大洗町磯浜町2315-4他

旧おかめ旅館本館

涸沼川に北面して建つ木造2階建の旧旅館。屋根は桟瓦葺で、川に面する東西棟を入母屋造とし、寄棟造を直交して南に造る。正面に庇を設け、1階に出格子を付ける。出桁と木太い半繁垂木が深い軒を造り、重厚な印象を与える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))大貫家住宅主屋茨城県東茨城郡大洗町磯浜町字道祖神脇1130-3

大貫家住宅主屋

町中心部の西側に位置し,かつて醸造業を営んでいた商家の主屋。桁行12.7m,梁間11.9m規模の木造2階建,桟瓦葺で,内部は良材を用いた丁寧な造りとする。西面及び南面は出桁で深い軒をつくり,西面を入母屋屋根とした堂々とした外観を呈する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))幕末と明治の博物館別館茨城県東茨城郡大洗町磯浜町字見付久保8231-4

幕末と明治の博物館別館

聖像殿と渡廊下で接続する鉄筋コンクリート造平屋建。展示室外壁は無窓で,石造風に目地を切った擬石仕上とし,角形付柱が区画する重厚な外観意匠である。軒下には歯飾を施す。第1展示室の南面には窓を設け,コリント風円柱を並べてアクセントとしている。