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茨城県・稲敷郡美浦村
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))小澤家住宅表門茨城県稲敷郡美浦村大字大谷字向1620
通りから少し入った位置、主屋の南に近接して建つ。間口2.7mと規模の大きい薬医門で、両脇に袖塀を付ける。切妻造桟瓦葺。主柱と控柱のそれぞれに冠木を置き、2段に梁を架け渡す。部材はいずれも角材。軒は一軒半繁垂木。直線的で力強い意匠になる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))小澤家住宅米蔵茨城県稲敷郡美浦村大字大谷字向1620
主屋の東方に位置する。桁行6.8m梁間3.9mの土蔵造2階建。切妻造妻入鉄板葺で、西面に掛子塗の両開戸を吊り、桟瓦葺庇を掛ける。腰板張の白漆喰仕上げで、東面上部に庇付の窓を開ける。1階は土間で板壁、2階は真壁で、登梁組。正面妻に屋号を飾る。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))小澤家住宅主屋茨城県稲敷郡美浦村大字大谷字向1620
敷地後方に南北棟で建つ。大規模な寄棟造茅葺民家で、東面北端に入母屋造式台を付ける。式台は間口2間、出桁造で扇垂木とする。その奥に次の間と座敷が続き、座敷にはトコと違棚、付書院を備える。風格ある構えのなか、繊細な欄間や銀箔貼襖など意匠を凝らす。