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栃木県・鹿沼市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))饗茶庵花蓮店舗(旧安生家住宅主屋)栃木県鹿沼市上材木町1686-1
鹿沼城跡北東に位置する和洋折衷の住宅主屋。敷地中央に東面する寄棟造瓦棒鉄板葺。正面に切妻造玄関を付し、北に洋室、南に床構え付き座敷を配して縁を廻らす。洋室外壁はモルタル塗仕上で目地を切り石造風にみせ、端正な外観が地域の歴史的な景観をつくる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧粟野中学校校舎栃木県鹿沼市口粟野1812
木造二階建、桁行七三メートルの長大な中学校校舎。片廊下式の平面で、地元の木材を使用し柱を抱合せ柱とするなど堅牢なつくりとする。外観は下見板張で木製ガラス窓を並べ、切妻造桟瓦葺屋根を載せる。保存状態も良く、林業で栄えた地域の歴史を伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))鹿沼市文化活動交流館石蔵(旧帝国繊維石蔵)栃木県鹿沼市睦町字寺ノ内1956-2
製麻業で栄えた当地で、黒川と木島用水が囲む地区に位置する、もと製麻工場の建築。石造平屋建、桁行五五メートルを測る長大な蔵で、下段には近隣で産する深岩石を、上部には大谷石を積み、キングポストトラスの小屋を載せる。製麻産業の最盛期を物語る遺構。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))福田家住宅奥座敷栃木県鹿沼市上材木町1827他
主屋の東に渡り廊下を介して続く。桁行7.4m梁間5.7m、木造2階建、東西棟の切妻造桟瓦葺。1、2階とも座敷2室を東西に並べ、南・西面に縁をまわし、主座敷には上質な座敷飾りを備える。開放的で、品格のある近代の接客空間をなす。