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栃木県・小山市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))田波家住宅離れ栃木県小山市大字南小林74-1
主屋の南西側に廊下を介して建ち、東正面に式台を構える。内部は式台から廊下を隔てて八畳の座敷二室を東西に並べ、南側に幅一間の入側、西側に幅半間の縁側を設ける。トコ・棚・付書院を設え、長押を廻し、釘隠を打つなど、格式を備えた接客施設。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))田波家住宅主屋栃木県小山市大字南小林74-1
巴波川沿いの田園地帯に位置する敷地のほぼ中央に南面して建つ。桁行一二間半、梁間四間の寄棟造で、床上部を六間取系平面とし、表側に八畳を三室並べ、土間境室に式台を構える。主室は付書院を備え、トコの痕跡を持つ。北関東における大型民家建築の好例。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))杉田酒造大谷石蔵栃木県小山市大字上泉字本沢237
敷地北側に建ち、石造及び木造平屋建、桁行一○・○メートル梁間六・五三メートル、切妻造鉄板葺である。戦後に米の代用植物であるサツマイモを原料として作成していた焼酎の室の蔵。断熱を考慮した構造が特徴的な、当時の食糧事情を反映した大谷石造の石蔵。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))杉田酒造大正蔵栃木県小山市大字上泉字本沢237
敷地北辺西寄り東西棟で建つ。土蔵造二階建、桁行一四・○メートル梁間八・三四メートル、切妻造桟瓦葺である。外壁は漆喰塗で腰に板羽目を張り、軒部分に緩い勾配をもつ鉢巻を廻す。小屋組は梯子上の二重桁梁として構成するなど、重厚な構造とした土蔵。