文化遺産オンライン

カテゴリで見る

栃木県・真岡市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))桜町二宮神社拝殿及び幣殿栃木県真岡市物井字東峰高2013-2

桜町二宮神社拝殿及び幣殿

本殿南の基壇上に建つ拝殿及び幣殿。拝殿は入母屋造銅板葺、正面に一間向拝と千鳥破風を付し、背面に切妻造銅板葺の幣殿を突出する。拝殿は三方に刎高欄付縁を廻らし脇障子を建てる。内部は一室の畳敷で格天井を張る。全体に質実なつくりとした拝殿及び幣殿。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))桜町二宮神社本殿栃木県真岡市物井字東峰高2013-2

桜町二宮神社本殿

二宮尊徳没後八十年を記念し、史跡桜町陣屋跡東方に建立した神社本殿。覆屋内の基壇上に南面して建つ一間社流造銅板葺で、三方に刎高欄付縁を廻らし脇障子を建て、正面に木階を付す。円柱に三斗を組み、妻飾は豕扠首とする。装飾を抑えた質実なつくりの本殿。

国指定文化財(重要文化財)大前神社 拝殿及び幣殿栃木県真岡市東郷

大前神社 拝殿及び幣殿

 大前神社の本殿は宝永4年(1707),拝殿及び幣殿は17世紀末期に,関東各地から技量の優れた大工を招いて建てられた。本殿は,組物の龍彫刻のほか,柱や壁の幾何学意匠の地紋彫など,随所を秀逸かつ先駆的な手法で飾り,関東地方における装飾建築普及の萌芽を示している。拝殿では,正面の向拝まわりで彫刻を多用し,屋根に千鳥破風を飾るなど,華やかな拝所空間を演出している。
 北関東において庶民信仰を背景に装飾豊かな神社建築が急速に普及する初期段階の様相や,技術,意匠の展開をよく示しており,高い歴史的価値を有している。

国指定文化財(重要文化財)大前神社 本殿栃木県真岡市東郷

大前神社 本殿

 大前神社の本殿は宝永4年(1707),拝殿及び幣殿は17世紀末期に,関東各地から技量の優れた大工を招いて建てられた。本殿は,組物の龍彫刻のほか,柱や壁の幾何学意匠の地紋彫など,随所を秀逸かつ先駆的な手法で飾り,関東地方における装飾建築普及の萌芽を示している。拝殿では,正面の向拝まわりで彫刻を多用し,屋根に千鳥破風を飾るなど,華やかな拝所空間を演出している。
 北関東において庶民信仰を背景に装飾豊かな神社建築が急速に普及する初期段階の様相や,技術,意匠の展開をよく示しており,高い歴史的価値を有している。