文化遺産オンライン

カテゴリで見る

栃木県・那須塩原市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))乃木神社拝殿栃木県那須塩原市石林字狩野道上793-2

乃木神社拝殿

背面の本殿との間に幣殿を置き、南面して建つ。桁行五間、梁間三間、切妻造平入銅板葺で、柱間装置を設けない開放的なつくり。太い円柱を並べ長押を廻し、組物は置かない。千木や鞭掛のなどに神明造の細部を取入れた簡明な外観で、静謐な社頭景観を演出する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))乃木神社本殿栃木県那須塩原市石林字狩野道上793-2

乃木神社本殿

那須塩原市域南東にある乃木希典夫妻を祀る神社。本殿は敷地北奥に南面して建つ、切妻造妻入銅板葺で、直線的な構成で端正な外観をもつ社殿。住吉大社本殿に類似した形式とする一方で、千木の形式を神明造風とするなど、近代らしい自由な構成の社殿。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))加登屋旅館悠仙閣栃木県那須塩原市板室字塩沢854他

加登屋旅館悠仙閣

別館の南に接続して建つ。木造二階建で、一階を玄関と客室及び浴室、二階を客室とする。内外とも、随所に奇木を用いたり、円窓や変形六角形の下地窓を穿ったりするなど、数寄屋風の趣向を凝らした造形を見せ、温泉街の通りに対して洒脱な印象を与える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))加登屋旅館別館栃木県那須塩原市板室字塩沢854他

加登屋旅館別館

本館と悠仙閣の間に挟まれて建つ。木造三階建で、各階とも客室となる。内部は簡素ながらも座敷飾を備えた和室を並べる一方、壁面をドイツ壁風の仕上げとして、側面には上下窓を持つなど外観には洋風意匠を織り交ぜ、当時の流行を取り入れた旅館建築となる。