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諏訪大社下社 秋宮神楽殿

すわたいしゃしもしゃ あきみやかぐらでん

概要

諏訪大社下社 秋宮神楽殿

すわたいしゃしもしゃ あきみやかぐらでん

宗教建築 / 江戸 / 中部 / 長野県

長野県

江戸末期/1835

桁行五間、梁間三間、一重、T字形切妻造、妻入、銅板葺

1棟

長野県諏訪郡下諏訪町

重文指定年月日:19831226
国宝指定年月日:

諏訪大社

重要文化財

諏訪大社下社は春宮と秋宮よりなり、祭神は春秋の半年毎に遷座される。両社とも本殿はなく、幣拝殿や左右片拝殿の形式、配置はおおよそ本宮に類似しながら、幣殿、拝殿が一棟の楼門形式となるなど、下社特有の形を示している。春宮と秋宮の社殿の形式、配置は基本的には同じであるが細部などに多少の差異がある。
 春宮と秋宮の現社殿は相前後して建立されたもので、前者は諏訪藩御大工の流れを組む大隅流柴宮長左衛門、後者は立川流初代富棟の手になる。地元を代表する大工が競い合い、流派の面目をかけた建築であり、華麗な彫刻などみるべきものがある。

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