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信濃の火鑚習俗

しなののひきりしゅうぞく

概要

信濃の火鑚習俗

しなののひきりしゅうぞく

無形民俗文化財 / 中部

選定年月日:19770601
保護団体名:特定せず
記録:『火鑚習俗(長野県・愛知県・島根県)(無形の民俗文化財記録第27集)』(文化庁文化財保護部・昭和60年3月30日)

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

この習俗は、先のとがった木の棒を錐のように板の上で揉んで火を鑚りだす発火法で、古来以来の発火法である。下伊那郡上村の保土野八幡宮には揉鑽法による発火法が伝承されており、また上・下諏訪神社にも轆轤を使った舞鑽法による発火法が伝承されている。いずれも社に伝わる信仰行事に伴ってその技術が伝承されてきたものである。(※解説は選択当時のものをもとにしています)

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