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花と魚

はなとさかな

概要

花と魚

はなとさかな

三岸節子  (1905-1999)

みぎしせつこ

昭和27年/1952年

油彩・キャンバス

65.1×90.9cm

一宮市三岸節子記念美術館

画面右下に署名:S.MigiSHi
裏面に画題・年記・署名・住所:「花と魚」1952.10.15 S.MigiSHi
東京都中野区鷺宮五ノ四〇七 三岸節子
魚の骨や頭はまるで模様のように幾何学的に表され、ざるの網目も模様化されている。ざるは釉薬でもかけたかのように艶やかな色で、他の部分とは違うマチエールである。身近なものを用いて画面を組み立てていくのだが、それらは画家の創造力により当初の姿を変え、周囲の影や背景、机などと組み合わされ、画面を形成する構成要素のひとつとなる。しかし、魚のピンとした新鮮さや、白い花びらのやわらかさは残されている。この時期、本作品のように、花や魚をモチーフに造形性を重視した作品を多く描いている。

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キーワード

節子 / MigiSHi / 三岸 / 署名

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