青磁麒麟置物
せいじきりんおきもの
概要
大川内山に設けられた佐賀藩主鍋島家の御用窯である鍋島藩窯で焼かれた青磁の優品。胸部を境に上下二つの部位からなり、鱗や毛並、眼光の強さなど、空想上の動物とは思えない迫真性をもつ。もと佐賀城内にあり、明治7年(1874)におきた佐賀の乱の際に頭上の角の先端を破損したという。1876年の米国独立博覧会(フィラデルフィア万博)に大川内の市川光之助が白磁一対を出品した際に、本品を手本(見本)とした。
せいじきりんおきもの
大川内山に設けられた佐賀藩主鍋島家の御用窯である鍋島藩窯で焼かれた青磁の優品。胸部を境に上下二つの部位からなり、鱗や毛並、眼光の強さなど、空想上の動物とは思えない迫真性をもつ。もと佐賀城内にあり、明治7年(1874)におきた佐賀の乱の際に頭上の角の先端を破損したという。1876年の米国独立博覧会(フィラデルフィア万博)に大川内の市川光之助が白磁一対を出品した際に、本品を手本(見本)とした。
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