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旧林家住宅 主屋

はやしけじゅうたく しゅおく

概要

旧林家住宅 主屋

はやしけじゅうたく しゅおく

住居建築 / 明治 / 中部 / 長野県

長野県

明治/1907頃

木造、建築面積219.03m2、2階建、桟瓦葺、東面南北渡り廊下附属

1棟

長野県岡谷市御倉町2番20号

重文指定年月日:20021226
国宝指定年月日:

岡谷市

重要文化財

旧林家住宅は,近代岡谷を代表する製糸家のひとりである林国蔵が,諏訪湖西方に建設した住宅である。
 主屋,離れ,洋館,内蔵・穀蔵及び味噌蔵は明治40年頃,外蔵は明治26年の建設と考えられる。
 主屋は木造二階建,切妻造・妻入の本棟造風で,切妻造の玄関を設ける。離れ
は土蔵造二階建で,南に内蔵が連続し,これらの東に洋館が接続する。洋館は木造平屋建で,正面に切妻造の玄関ポーチを設ける。内蔵・穀蔵及び味噌蔵は,二階建土蔵造である。外蔵は切妻造・平入,二階建土蔵造である。
 旧林家住宅は,明治後期の実業家の邸宅として,屋敷全体が良好に保存されている。伝統的な形式を継承しつつ,洋風も要所に配し,高度な技術が隅々まで発揮されており,金唐革紙を用いた豪奢な離れ二階も,高い価値がある。

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キーワード

林家 / 味噌 / / 土蔵

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