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旧外川家住宅(山梨県富士吉田市上吉田) 主屋

きゅうとがわけじゅうたく しゅおく

概要

旧外川家住宅(山梨県富士吉田市上吉田) 主屋

きゅうとがわけじゅうたく しゅおく

住居建築 / 江戸 / 中部 / 山梨県

山梨県

江戸後期/1768

桁行12.9メートル、梁間7.3メートル、切妻造、妻入、東面下屋附属、南北各面庇付、鉄板葺、式台 桁行1.5メートル、梁間3.7メートル、寄棟造、鉄板葺、勝手 桁行9.1メートル、梁間2.9メートル、切妻造、鉄板葺

1棟

山梨県富士吉田市上吉田三丁目503番地

重文指定年月日:20110620
国宝指定年月日:

重要文化財

旧外川家住宅は、富士吉田市街に所在する富士山(ふじさん)御師(おし)の住宅である。街路から奥まった敷地に、主屋と離座敷が前後に並び建つ、富士山御師住宅の典型的な屋敷構えをもつ。
 主屋は明和5年(1768)の建築で、年代の明らかなものとしては最も古い富士山御師住宅の遺構である。また江戸末期の建築とみられる離座敷は、中央部に神殿を備え、背面に上段の間をつくるなど、富士信仰の流行とともに発展した姿をよくとどめており、この点でも高い歴史的価値が認められる。
 このほか中門や水路なども、特徴的な敷地割とともに良好に保存されており貴重である。

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