紙本淡彩山野行楽図〈与謝蕪村筆/六曲屏風〉
概要
与謝蕪村(一七一六/享保元-一七八三/天明三)は、 いうまでもなく俳人でありかつ画家としても一流、日本南画の大成者として池大雅とともにならび称される。本屏風は画題不詳のまま秋山行旅図の名で広く親しまれていたが、今回、よりふさわしい山野行楽図と命名された。唐人物を題材としながら、蕪村特有の俳諧に通じる軽妙洒脱な趣致がみられる。製作年代としては、「謝寅」落款にうつる前の、おそらく安永期にはいっての作品であろう。
与謝蕪村(一七一六/享保元-一七八三/天明三)は、 いうまでもなく俳人でありかつ画家としても一流、日本南画の大成者として池大雅とともにならび称される。本屏風は画題不詳のまま秋山行旅図の名で広く親しまれていたが、今回、よりふさわしい山野行楽図と命名された。唐人物を題材としながら、蕪村特有の俳諧に通じる軽妙洒脱な趣致がみられる。製作年代としては、「謝寅」落款にうつる前の、おそらく安永期にはいっての作品であろう。
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