黒漆七絃琴〈/(法隆寺献納)〉
こくしつしちげんきん
概要
唐の開元十二年(七二四)五月五日に中国の九隴県(現在の四川省成都府彭県)で造られた旨の銘がある。桐材、総体を黒漆で塗り、螺鈿円文のおさえどころを嵌装【がんそう】している。正倉院宝物中の平文【ひようもん】琴とともに唐代名琴として知られるもので、器形整然、かつ保存状態も良好である。
こくしつしちげんきん
唐の開元十二年(七二四)五月五日に中国の九隴県(現在の四川省成都府彭県)で造られた旨の銘がある。桐材、総体を黒漆で塗り、螺鈿円文のおさえどころを嵌装【がんそう】している。正倉院宝物中の平文【ひようもん】琴とともに唐代名琴として知られるもので、器形整然、かつ保存状態も良好である。
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