秋田南外の仕事着
あきたなんがいのしごとぎ
概要
本件は、秋田県大仙市の旧南外村で伝統的に着用されてきた仕事着を取りまとめたもので、旧南外村が昭和51年頃から収集を進めてきたものである。
南外は大仙市西部に位置し、稲作を中心にした農業を生業として生活を営んできた地区である。この資料には、頭に被るナガテヌグイ、タナなどの被り物類をはじめ、ハダコ、ウデノギジブ、テッポウジブ、ハッピなどの上衣類、デダチ、ドラフモンペ、ガフラモンペ、スネコモンペなどと呼ばれる下衣類、メダレ、ウデノギと呼ばれる帯・手甲・前掛け類、そして脚絆類、ゾウリ、ツマゴ、アグドマキと呼ばれる履物類などがあり、明治以降この地区の人々が用いてきた仕事着がそろっている。