東北学院旧宣教師館
とうほくがくいんきゅうせんきょうしかん
概要
東北学院旧宣教師館は,明治20年頃に宣教師のために建てられた住宅で,東北学院土樋キャンパスの西端に所在する。
外観は南面から東面にかけてバルコニーを設ける,いわゆるコロニアルスタイルで,一階は玄関ホールを中心に書斎,居間,食堂等を配し,二階は寝室とし,主人用,使用人用の動線を明確に分離した平面構成をもつ。
東北学院旧宣教師館は,我が国に残る外国人宣教師住宅の最初期の事例として希少で,保存状況も良好であり,高い歴史的価値を有している。