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東海道五拾三次之内 32 荒井《渡舟ノ図》

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち 32 あらい としゅうのず

概要

東海道五拾三次之内 32 荒井《渡舟ノ図》

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち 32 あらい としゅうのず

木版画

歌川広重  (1797-1858)

うたがわひろしげ

日本

天保4-5年(1833-34)

木版多色刷

22.6×34.4cm

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この図が、先の「舞坂」で紹介した「今切の渡し」を描いたもの。幔幕(まんまく)を張りめぐらせた、先を行く舟は、大名行列の一行を乗せたもの。後に続く舟では中間(ちゅうげん)たちがあくびをしたり、寝ころんでいるのが見える。画面右奥に見えるのが荒井の関所で、取り調べが厳しいことで知られていた。船着き場はこの関所の中にあった。

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