猪蒔絵夏蜜柑製菓子器
いのししまきえなつみかんせいかしき
概要
夏蜜柑の皮が肉厚であることを利用して、乾燥させた外皮に蒔絵をほどこした大小一対の菓子器。内側は漆塗とし、木製黒漆塗の蓋を添え、身には秋草に猪、菊花や蝶を金蒔絵で描く。明治天皇の御愛蔵の品に類例があり、蜜柑のように意表をついた素材を容器に転用するのは、明治天皇自身の発案といわれる。明治天皇の第八皇女富美宮(允子内親王/13代鍋島直泰夫人紀久子の母)が拝領した。
いのししまきえなつみかんせいかしき
夏蜜柑の皮が肉厚であることを利用して、乾燥させた外皮に蒔絵をほどこした大小一対の菓子器。内側は漆塗とし、木製黒漆塗の蓋を添え、身には秋草に猪、菊花や蝶を金蒔絵で描く。明治天皇の御愛蔵の品に類例があり、蜜柑のように意表をついた素材を容器に転用するのは、明治天皇自身の発案といわれる。明治天皇の第八皇女富美宮(允子内親王/13代鍋島直泰夫人紀久子の母)が拝領した。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs