青磁獅子紐三足香炉
せいじししちゅうみつあしこうろ
概要
龍泉窯(中国浙江省)で焼かれた青磁香炉。身は古代中国の青銅器である鼎の形を写し、共蓋の鈕は紐をくわえる玉取り獅子。獅子の胴部から口にかけて空洞となり、香を焚くと口から香煙が立ち上る趣向となっている。初代勝茂により鍋島家の菩提寺である高伝寺に寄附され、大正14年(1925)同寺から鍋島家に返納された御道具の一つで、安政2年の高伝寺御寄附物帳に泰盛院(勝茂)様御寄附として「青磁耳付御香爐 蓋つくはい獅子」の記述がある。
せいじししちゅうみつあしこうろ
龍泉窯(中国浙江省)で焼かれた青磁香炉。身は古代中国の青銅器である鼎の形を写し、共蓋の鈕は紐をくわえる玉取り獅子。獅子の胴部から口にかけて空洞となり、香を焚くと口から香煙が立ち上る趣向となっている。初代勝茂により鍋島家の菩提寺である高伝寺に寄附され、大正14年(1925)同寺から鍋島家に返納された御道具の一つで、安政2年の高伝寺御寄附物帳に泰盛院(勝茂)様御寄附として「青磁耳付御香爐 蓋つくはい獅子」の記述がある。
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