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板絵著色忠度最期図

いたえちゃくしょくただのりさいごず

概要

板絵著色忠度最期図

いたえちゃくしょくただのりさいごず

日本画 / 江戸 / 近畿 / 京都府

西川祐信

京都府

宝永8年/1711

板絵著色
風化のため,顔料の褪色,剥落は著しいが,緑青や黄色などは比較的よく残っている。金彩は確認できないが,草摺や錣は胡粉を盛上げた上から濃彩をほどこしており,質感に対する配慮が見える。

173.8×308.9cm

1面

京都市上京区馬喰町931番地

京都市指定
指定年月日:20130401

有形文化財(美術工芸品)

宝永8年(1711)4月下旬の年紀があり,「宿坊能貨」と記されている。同社の『宮仕記録』宝永8年4月20日条に「能貨入来,明日大絵馬打申候」とあるのが,本図に該当すると思われ,翌21日に懸けられたことが判明する。

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