旧近衛文麿別荘(市村記念館)
きゅうこのえふみまろべっそう(いちむらきねんかん)
概要
旧近衛文麿別荘は大正12年(1923年)頃に『あめりか屋』によって建てられた別荘で、近衛文麿が大正15年に第1号別荘として購入し、昭和7年に交流のあった市村今朝蔵、きよじ夫妻に売却し、昭和8年に南原に移築された建物で、市村今朝蔵、きよじ夫妻没後、平成9年に遺族より離山公園内の現在地に再度移築復元され、軽井沢町に寄贈された建物です。この建物は『あめりか屋』の最盛期であった大正時代の代表的建築であり、近衛文麿公爵が使用したことも含め、軽井沢にとって重要な建造物である。