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清風荘 第二中門

せいふうそう だいにちゅうもん

概要

清風荘 第二中門

せいふうそう だいにちゅうもん

住居建築 / 大正 / 近畿 / 京都府

京都府

大正/1914

木造、一間腕木門、切妻造、杉皮葺

1棟

京都府京都市左京区田中関田町

重文指定年月日:20120709
国宝指定年月日:

国立大学法人京都大学

重要文化財

 清風荘は鴨川の東、今出川通の北側に所在する。西園寺公望の京都私邸として住友家が建設したもので、大正元年に主屋が完成し、大正3年までに附属の建物が整えられた。
敷地の西半に主屋を中心として建物を配し、東に離れ、北に土蔵と納屋、附属屋、南に茶室、西に正門を設ける。主屋は各部屋を大小の中庭を介して接続し、二階座敷からは東山を望む。いずれの建物も上質の数寄屋建築で、私邸らしい落ち着いた室内意匠である。設計は住友家出入りの八木甚兵衛(二代)により、茶室や供待などを数寄屋大工の上阪浅次郎が手掛けた。
清風荘は、端正な意匠の数寄屋住宅であり、一体として整備された附属施設も残されており、近代和風建築の精華の一つとして重要である。

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