丁子田1号窯・市ヶ洞1号窯出土刻銘須恵器
ちょうじだ1ごうがま・いちがほら1ごうがましゅつどこくめいすえき
概要
丁子田1号窯・市ヶ洞1号窯出土刻銘須恵器
ちょうじだ1ごうがま・いちがほら1ごうがましゅつどこくめいすえき
愛知県
7世紀後半
(1)丁子田1号窯出土刻銘須恵器
①甕 色:灰白色 焼成状態:良好
②甕 色:灰白色 焼成状態:良好
(2)市ヶ洞1号窯出土刻銘須恵器
①甕 色:暗茶褐色 焼成状態:良好
②甕 色:灰黄色 焼成状態:やや甘い
③甕 色:灰白色 焼成状態:良好
④甕 色:灰褐色 焼成状態:良好
⑤壺 色:灰白色 焼成状態:良好
⑥壺 色:茶灰色 焼成状態:良好
⑦無台杯 色:黄白色 焼成状態:甘い
⑧すり鉢 色:灰白色 焼成状態:良好
(1)丁子田1号窯出土刻銘須恵器
①甕 頸部片長さ:18㎝
②甕 口径:57.9㎝
(2)市ヶ洞1号窯出土刻銘須恵器
①甕 口径:47㎝
②甕 口径:47.4㎝
③甕 頸部推定径:40㎝
④甕 頸部推定径:24.2㎝
⑤壺 口径:29.7㎝
⑥壺 口径:不明
⑦無台杯 口径:不明
⑧すり鉢 底径:9㎝ 高さ:10㎝
10点
愛知県長久手市武蔵塚204番地
長久手町指定
指定年月日:20130131
長久手市長 吉田一平
有形文化財(美術工芸品)
奈良県明日香村の石神遺跡という白鳳時代に中央律令国家に服属した国々との応接やさまざまな儀礼を行った場所といわれる遺跡からも、「瓫五十戸」と刻まれた壺が出土していることから、丁子田1号窯・市ヶ洞1号窯で生産された製品が、律令制の貢納規定に基づき当時の都、飛鳥へ運ばれていたと考えられる。