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600形A2自動式卓上電話機

600がたA2じどうしきたくじょうでんわき

概要

600形A2自動式卓上電話機

600がたA2じどうしきたくじょうでんわき

民俗 / 昭和以降

岩崎通信機株式会社

いわさきつうしんきかぶしきがいしゃ

昭和50年/1975年

硬質塩化ビニール,金属

幅14.9cm×奥行22.7cm×高さ12.9cm,受話器長さ21.7cm

1台

富山県高岡市古城1-5

資料番号 2-03-03-1

高岡市蔵(高岡市立博物館保管)

本資料はダイヤル式の卓上電話機である。「黒電話」と通称されている。
 底面に「600-A2/(岩崎通信機株式会社のロゴ) 75」と陰刻があり、その後に「LP」と印字されている。「A2」とはダイヤルの戻るスピードが、A1(10パルス/秒)より速い(20パルス/秒)モデルである(注1)。「75」は1975年の製造と思われる。同社は「1963年、600形電話機を日本電信電話公社に納入」したという(注2)。
 ダイヤル中央部にはめこまれていたはずの紙は取り除かれており、背面の電話線は根元近くで切断されている。
 小さな傷や擦り跡があるが、保存状態は良好である。

(注)
1.浦幌町立博物館フェイスブック(2017年1月18日)
2.岩崎通信機株式会社「ビジネスガイダンス」2017、p26

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株式会社 / 電話機 / 電話 / 高岡

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