近江八景和歌書
おうみはっけいわかしょ
概要
金砂子などで美麗に加飾された色紙に「唐崎夜雨」「石山秋月」「三井晩鐘」など近江八景を詠んだ和歌が書された一帖。
外箱の貼紙に「七宝印」と記されていることから、10代佐賀藩主鍋島直正の長女貢姫の所持品とわかる。また内箱には「姫君様御譲り」とある。「姫君様」とは鍋島直正正室盛姫(11代将軍德川家斉の娘)のことと思われ、7歳で佐賀から江戸桜田の佐賀藩上屋敷に移った貢姫が盛姫から養育を受けた際に譲られたものだろうか。
おうみはっけいわかしょ
金砂子などで美麗に加飾された色紙に「唐崎夜雨」「石山秋月」「三井晩鐘」など近江八景を詠んだ和歌が書された一帖。
外箱の貼紙に「七宝印」と記されていることから、10代佐賀藩主鍋島直正の長女貢姫の所持品とわかる。また内箱には「姫君様御譲り」とある。「姫君様」とは鍋島直正正室盛姫(11代将軍德川家斉の娘)のことと思われ、7歳で佐賀から江戸桜田の佐賀藩上屋敷に移った貢姫が盛姫から養育を受けた際に譲られたものだろうか。
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