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紙本墨書六字名号 天正13年顕如裏書

しほんぼくしょろくじみょうごう てんしょう13ねんけんにょうらがき

概要

紙本墨書六字名号 天正13年顕如裏書

しほんぼくしょろくじみょうごう てんしょう13ねんけんにょうらがき

文書・書籍 / 安土・桃山 / 近畿

安土・桃山/16世紀後葉

明福寺に伝来する草書体の六字名号も裏書を伴う本尊である。本願寺11世門主顕如が、1585(天正13)年に、蓮如真筆であることを証した内容である。蓮如没後約100年後の裏書だが、中世の段階で、この名号本尊が蓮如筆と考えられていたことを示している。裏書を伴う史料は全国的に希少であり、雲茎寺本とともに、中世の本願寺教団の教化の浸透を考えるにあたり重要な史料である。

縦83.9×横29.7㎝

1幅

大阪市指定
指定年月日:20150306

有形文化財(美術工芸品)

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