水上神社本殿
みずがみじんじゃほんでん
概要
水上神社本殿
みずがみじんじゃほんでん
埼玉県
17世紀前半および後半/1600年代前半および1600年代後半
熊野社が入母屋造り、白山社が隅木入り春日造り、小松明神社が流造りである。すべて一間社で、屋根はこけら葺きである。
身舎の大きさは、熊野社が桁行1.834メートル、梁行1.650メートル、庇の出1.462メートルである。白山社は桁行1.849メートル、梁行2.022メートル、庇の出1.240メートルである。小松明神社は桁行92.6センチメートル、梁行73.3センチメートル、庇の出62.4センチメートルである。
3棟
埼玉県羽生市大字小松280
羽生市指定
指定年月日:20130325
小松神社
有形文化財(建造物)
小松神社は、『新編武蔵風土記稿』に、熊野白山合社は羽生領72か村の鎮守で、慶安元年(1648)に社領20石を受けたとの記述がある。また、同風土記稿の挿図に、「小松社」と書き込まれた小松明神社が掲載されている。これらは現存し、いずれも覆屋内にあり、3社を総称して小松神社と呼んでいる。