木造十一面観音立像
もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう
概要
檀像の造像規定に従いつつ、代用材として針葉樹を用いた十一面観音像で法隆寺北室院に伝来した。作風は同寺伝法堂東の間の阿弥陀三尊像(重文)の脇侍など官営工房系の作例に類するが、一部に鑑真のもたらした新様が加味され、製作年代は760~70年代頃とみられる。
もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう
檀像の造像規定に従いつつ、代用材として針葉樹を用いた十一面観音像で法隆寺北室院に伝来した。作風は同寺伝法堂東の間の阿弥陀三尊像(重文)の脇侍など官営工房系の作例に類するが、一部に鑑真のもたらした新様が加味され、製作年代は760~70年代頃とみられる。
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