小敦盛絵巻
こあつもりえまき
概要
『平家物語』の哀話「敦盛最期」をもとに後日譚を展開した御伽草子です。描かれた内容は敦盛を討った熊谷直実の発心譚と謡曲「生田敦盛」をあわせたものとなっています。中世末期から近世初期にかけて、かなりの数が流布したと考えられており、遺品も多いですが、本昨品は詞書が詳細であり、他本には見られない本文を含まれている点も貴重です。近世以前の神戸の主要なイメージをかたちづくった物語がどのように人々に広まっていったかをリアルに感じさせてくれる資料です。
【中世の神戸】
こあつもりえまき
『平家物語』の哀話「敦盛最期」をもとに後日譚を展開した御伽草子です。描かれた内容は敦盛を討った熊谷直実の発心譚と謡曲「生田敦盛」をあわせたものとなっています。中世末期から近世初期にかけて、かなりの数が流布したと考えられており、遺品も多いですが、本昨品は詞書が詳細であり、他本には見られない本文を含まれている点も貴重です。近世以前の神戸の主要なイメージをかたちづくった物語がどのように人々に広まっていったかをリアルに感じさせてくれる資料です。
【中世の神戸】
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