あかしや製 鹿の巻筆
せいしかまきふで
概要
鹿はもともと春日大社の神の使いとされてきたが、その毛を用いて筆を作り、上毛に五色に染めわけた毛を用い、御幣をかたどった特殊な筆がこの「鹿の巻筆」である。本来は春日大社でのみ使われていたが、いつしか一般の慶事にも使われるようになり、特に花嫁道具の硯箱には欠かせないものとなったという。本筆の穂首にみる螺旋状の装飾は、日本での古例はほとんどなく珍しい。
せいしかまきふで
鹿はもともと春日大社の神の使いとされてきたが、その毛を用いて筆を作り、上毛に五色に染めわけた毛を用い、御幣をかたどった特殊な筆がこの「鹿の巻筆」である。本来は春日大社でのみ使われていたが、いつしか一般の慶事にも使われるようになり、特に花嫁道具の硯箱には欠かせないものとなったという。本筆の穂首にみる螺旋状の装飾は、日本での古例はほとんどなく珍しい。
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