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山水図(模本)

さんすいず もほん

概要

山水図(模本)

さんすいず もほん

絵画 / 江戸

狩野養信模、原本:馬遠筆

江戸時代・文政元年(1818)

絹本墨画淡彩

2幅

室町時代には、中国では本来違った作者やジャンルの作品を、日本の座敷にあわせて三幅対にして飾ることがよくおこなわれた。「御物御画目録(ごもつおんえもくろく)」には、梁楷「出山釈迦」の脇に「山水」を、「布袋 張思恭」の脇に「馬麟 瀧」「人形 馬遠」を組み合わせたとの記述がある。ここでは当館に所蔵される模本のうち、張思恭の釈迦と馬遠の山水を組み合わせ、架空の三幅対をつくってみたが、こうして中国で描かれた絵画も日本の鑑賞体系のなかに入り、新たな文化の一部分となっていったのである。

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キーワード

遠い / 山水 / 狩野 /

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