船路絵図屏風
せんろえずびょうぶ
概要
六曲の小型屏風ですが、表裏に画面がある珍しいものです。表には大坂から安芸までの瀬戸内海海域を、裏には周防から長崎までの沿岸地域を描いています。南方の高所から俯瞰した描写となっています。
大坂から長崎までの海の「みち」(航路)が朱線で引かれ、沿岸地域にある城郭は絵画的に描かれています。地名は小さな付箋で貼り付けられ、全部で340カ所あります。注目すべきは琉球、朝鮮国、かんとう(韓唐)など、日本周辺の外国地や伝説の地が見られることです。
【古地図】
せんろえずびょうぶ
六曲の小型屏風ですが、表裏に画面がある珍しいものです。表には大坂から安芸までの瀬戸内海海域を、裏には周防から長崎までの沿岸地域を描いています。南方の高所から俯瞰した描写となっています。
大坂から長崎までの海の「みち」(航路)が朱線で引かれ、沿岸地域にある城郭は絵画的に描かれています。地名は小さな付箋で貼り付けられ、全部で340カ所あります。注目すべきは琉球、朝鮮国、かんとう(韓唐)など、日本周辺の外国地や伝説の地が見られることです。
【古地図】
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs