浜中海月庵の宝篋印塔
はまなかかいげつあんのほうきょういんとう
概要
浜中海月庵の宝篋印塔
はまなかかいげつあんのほうきょういんとう
岡山県
江戸時代/1717
花崗岩製。基壇は二段。その上に第一基礎と反華座があり、台輪が入れられている。第一蓮華座と第二蓮華座の間には第二基礎がある。第二基礎の四面には、願主他の銘がある。第二蓮華座の上の塔身は船形に掘られ、くぼまれた中に仏が半肉掘りされており、三面には梵字が彫られている。笠は軒下に二段、上面に五段の段差で、隅飾突起は外に大きく開いている。笠の上部は伏鉢・請花を介し九輪・請花・宝珠となっている。
総高4.75メートル
1基
浅口郡里庄町大字浜中518番地
里庄町指定
指定年月日:20191128
浜中南分館
有形文化財(建造物)
私財を投じて寛文8年(1668)潮止堤防を築き23町歩余の浜中の新田開発を行った摂津麻田藩の藩医平井祐仙とその一族の供養塔。