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弩機 伊治城跡出土

どき いじじょうあとしゅつど

概要

弩機 伊治城跡出土

どき いじじょうあとしゅつど

金属製品類 / 奈良 / 平安 / 東北 / 宮城県

宮城県

奈良~平安時代

弩は弓と機を臂に取り付けた構造であり,このうち機は「牙」「望山」「懸刀」「牛」「郭」「栓塞」の各部からなる。本資料は,それら各部を留めるピンの一部の欠損を除くと完形である。法量から兵士の携行用とみられ,8世紀後半の律令政府の最前線拠点だった伊治城に所属する弩手の武器と考えられる。

長軸 七〇ミリメートル,短軸 四五ミリメートル,高さ 五三ミリメートル

1点

栗原市築館字城生野大堀三番地

宮城県指定
指定年月日:20200214

栗原市

有形文化財(美術工芸品)

伊治城は,神護景雲元年(767)に律令政府が東北統治の拠点の一つとして設置した城柵で,現在の栗原市築館城生野に所在する。本資料は,伊治城跡SI491竪穴建物跡床面から出土した古代武器・弩の発射装置「機」である。

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キーワード

城跡 / / 拠点 / 多賀城

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